社協について

ごあいさつ

「コロナ禍からの復活」

 この数年はコロナ禍により、事業などが中止や縮小となっていましたが、徐々に通常の生活が戻り、社会全体が活気を取り戻しつつあります。歴史は繰り返すと申しますが、甚大な災害やウイルスの蔓延など、人はそのたびに乗り越えてきました。新しい生活様式として、今後は地域を中心とした身近な小規模な事業が大切だと思われます。

 本会では、「第四次新居浜市地域福祉活動計画」が中間年を迎えることから、計画の検証を行い、基本理念である「ともに生きる豊かな地域社会」の実現に向け、地域福祉の推進を図るとともに、SDGs(持続可能な開発目標)の社会福祉分野の実現に向けて取り組んでまいります。

 小地域における住民主体の福祉活動を一層強化するとともに、ボランティア・NPO団体、地域の各種団体との協働の取り組みを広げ、地域のつながりの再構築を図り、だれをも排除しない地域社会づくりを進めてまいります。これらの実現のために、アウトリーチの徹底、相談・支援体制の強化、地域づくりのための活動基盤整備を行います。さらに、5S活動を踏まえた業務改善を行い、働きやすい職場環境づくりに取り組んでまいります。

 皆様のご支援ご協力をよろしくお願いします。

社会福祉法人
新居浜市社会福祉協議会
会長 小野 正師

社会福祉協議会(社協)とは

社会福祉法第109条に規定された、地域が抱えている様々な福祉問題を地域全体の問題としてとらえ、地域住民とともに考え、解決しようとする公共性・公益性の高い民間の非営利団体として地域福祉の推進を目指す組織です。

社会福祉法第109条

市町村社会福祉協議会は、一又は同一都道府県内の2以上の市町村の区域内において次に掲げる事業を行うことにより地域福祉の推進を図ることを目的とする団体であつて、その区域内における社会福祉を目的とする事業を経営する者及び社会福祉に関する活動を行う者が参加し、かつ、指定都市にあつてはその区域内における地区社会福祉協議会の過半数及び社会福祉事業又は更生保護事業を経営する者の過半数が、指定都市以外の市及び町村にあつてはその区域内における社会福祉事業又は更生保護事業を経営する者の過半数が参加するものとする。

  • 社会福祉を目的とする事業の企画及び実施
  • 社会福祉に関する活動への住民の参加のための援助
  • 社会福祉を目的とする事業に関する調査、普及、宣伝、連絡、調整及び助成
  • 前3号に掲げる事業のほか、社会福祉を目的とする事業の健全な発達を図るために必要な事業

沿革

1952(S27)年新居浜市社会福祉協議会発足
1962(S37)年まごころ銀行事業開始
1965(S40)年老人家庭奉仕事業開始(新居浜市より受託)
1969(S44)年法人認可
1970(S45)年第1回新居浜市社会福祉大会開催
1973(S48)年日本赤十字社業務開始
1980(S55)年特別会員制度開始
「社協だより」第1号発行
1982(S57)年福祉協力校指定事業開始
1988(S63)年社協支部連絡協議会発足
1991(H3)年福祉施設協議会発足
1992(H4)年「第1回福祉ふれあいフェスティバル」開催
1996(H8)年新居浜社会福祉事業協会の業務の一部受託
2002(H14)年社協創立50周年記念誌の発行
2003(H15)年地域福祉活動計画の開始
別子山村社協と合併
2004(H16)年新居浜市豪雨災害により「新居浜市社協 災害ボランティアセンター」の運営
2012(H24)年介護事業所完成
2021(R3)年第四次地域福祉活動計画の開始

組織図